藤川球児氏、オリックス・宮城大弥は「ゴールをもとに逆算できるタイプ」投球の本質が分かっている

スポーツ報知

ライブBPに登板する宮城大弥(カメラ・義村 治子)

 オリックス・宮城はあの若さで素直にすごいなと思う。評論家1年目だった21年の宮崎キャンプで高卒2年目の彼の紅白戦の投球を目の当たりにした時の印象といい意味で変わらない。この日のライブBPでのマウンドさばきで、改めて能力の高さを再認識した。

 いつ見ても体のコントロールがうまい。苦しむケースがあるとすれば、上半身で投げてしまうときなのだろうが、全くない。下半身主導の投球フォームで左腕はしっかりと体に巻き付いている。制球は安定していて、ボールに強さもある。ここまでコンディションなどの好不調がないのは珍しいし、3年連続で2ケタ勝利を挙げている理由は納得だ。故障しにくい投げ方だから、長く活躍できるはずだ。

 何より、自分の特長を把握して生かしている。あくまで私見なのだが、和田(ソフトバンク)と同じで「ゴールをもとにどうやっていくか」を逆算できるタイプではないか。近年は最先端のトレーニングやメカニックに目がいきがちだが、一番大事なことは打者を抑えること。打者にギャップを与えて打ち取るのが投球術だ。宮城はその本質が分かっているように映る。(藤川 球児)

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