
ロッテは26日、12球団で唯一契約未更改だった佐々木朗希投手(22)と今季の契約で合意に達したと発表した。昨季終了後に契約更改が行われないまま、春季キャンプが目前に迫っていた。条件などは明かされていないが、契約更改の記者会見は近日中に行う。
昨年は開幕前にWBCに出場し、2試合に先発。シーズンでは15登板で7勝4敗、防御率1・78をマークしたが、複数回の離脱で規定投球回には届かなかった。
昨季年俸8000万円(推定)の佐々木は、4年目で初の契約更改を越年。早期のメジャー挑戦を要望していたとみられ、交渉は難航していた。25日には楽天・辰己が契約更改し、唯一の未更改選手に。30日のキャンプ地(石垣島)入りが迫り、自費でのキャンプ参加の可能性が浮上していたが、直前で合意に達した。
早期の米挑戦にはポスティングが現実的だが、25歳未満ではマイナー契約(メジャー出場は可能)しか結べず、契約額に連動する球団への譲渡金は大きく減少。高坂球団社長は「活躍した選手がメジャーに挑戦していくことについては後押ししていきたい」と話していたが、朗希が25歳を迎える26年までは容認しがたいのが現状だ。
1年間ローテーションを守った経験がないことなどからメジャー挑戦を巡っては、時期尚早との声もある。23年度から労組・日本プロ野球選手会を脱退していたことも明らかになった佐々木は、11月19日のファン感謝デー(ZOZO)を最後に公の場に姿を見せておらず、会見での説明が注目される。