【楽天】村林がプロ初4安打5打点…楽天の海老蔵が今年こそ團十郎ばり飛躍へ

スポーツ報知

6回2死満塁、村林が中越えに走者一掃の適時二塁打を放ち塁上でガッツポーズ(カメラ・今西 淳)

◆パ・リーグ ロッテ4―11楽天(2日・ZOZOマリン)

 楽天は村林一輝内野手(25)が2年ぶりの1番・遊撃で出場し、プロ初の4安打で5打点の荒稼ぎ。今季最多18安打で11点を挙げた打線をけん引した。投げては藤井聖投手(26)が5回を投げ5四球を与えるも1失点の力投で今季初勝利をつかみ、チームは5位に浮上した。

 勢いよく伸びた村林の打球が中堅へ飛ぶと、前進守備を敷いていた藤原の頭上を軽々越えた。「チャンスだったんで積極的に行こうと思っていた。いい結果につながってよかったです」。3―1の6回2死満塁で岩下の直球をジャストミート。走者一掃二塁打にガッツポーズを繰り出した。

 9―1となった9回2死二、三塁の好機でも左前適時打を放ち、キャリアハイの1試合5打点をマーク。高卒8年目。これまで長かった2軍暮らしの中でも「あんまりないですね。珍しいです」という程の好結果で18安打11点の爆勝に導いた。

 2人の身近な恩人にも成長した姿を示した。プロ入団時は70キロを切る程の痩せ形だったが、年を重ねるごとに体つきがたくましくなってきた。「僕の体はタケさんとヒデさんのお陰でできていると言っても過言ではない」。岡島と浅村には毎日のように焼き肉など食事に連れて行ってもらった。「味がしないから」という理由で苦手だった白米も食べられるようになった。プロは体が資本。先輩の“食トレ”効果もあり、今では79キロにまでに増加。スイングも強くなり、打球速度も自然と上がった。

 これまでは代走や守備固めでの出場が多かったが、6月25日のソフトバンク戦(東京D)からスタメン出場した7試合では25打数11安打で打率4割4分、6打点の暴れぶり。石井監督も「村林は、(バットが)こん棒ぐらいの太さの感じに、見える。すごくいいアプローチをしているし、凡打の内容も含めていい」と褒めちぎった。

 入団時のニックネームは「楽天の市川海老蔵」(現・團十郎)。ここからさらに“出世”を目指す。(長井 毅)

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