
22日に球団から来季の支配下選手契約を締結しないと発表されたソフトバンク・上林誠知外野手が23日、秋季練習の始まったペイペイDで報道陣の取材に応じた。
「まずは10年間、本当にありがとうございましたというところと、今の自分をつくってくれたのはホークスのお陰なので、感謝しています」
この日はスーツ姿で選手、関係者にあいさつ回り。「初めの5年間は本当にいい思いをさせていただいて、あとの5年はけがが多く、苦しかったですけど、それも含めていい思い出です」。戦力外通告については驚いたというが、今後については「現役は続けるつもりではいます。(12球団合同トライアウトの受験は?)そのへんはまだ全然決まってなくて、でも前向きにやってるという感じですかね」と話した。
上林は仙台育英(宮城)から13年ドラフト4位で入団。4年目に右翼のレギュラーをつかむと、5年目の18年には143試合で打率2割7分、22本塁打、62打点。侍ジャパンにも選出されるなど天才打者の才能を開花させ、一気に駆け上がった。
しかし、以降は故障などの影響で出場機会が減少。昨年5月には右アキレスけん断裂の重傷を負い、今季は56試合で打率1割8分5厘、0本塁打、9打点だった。
「昨年大けがをしまして、そこからそのけがにも勝って、何とか覆したい気持ちで今年はやってましたけど、そんなに甘くなかったというか、頭ではこう動きたいけど動いてくれないというのがずっとでした。でも、本当最後なんですけど、10月入ってからぐらいは徐々に良くなって、これだったらというのが見えたんですけど、その矢先だったので。来年どうなるか分からないですけど、自信はあります」と力を込めた。