
楽天がドラフト6位指名した西濃運輸・林優樹投手が11日、岐阜県内のホテルで入団交渉し、契約金3000万円、年俸800万円で合意した。
「4歳から野球を始めてずっと野球が好きでここまでやってきた。野球に対する気持ちは忘れずにこれから先もやっていきたい」と笑顔。高校2年だった2018年夏の甲子園準々決勝では吉田輝星投手(現日本ハム)を擁する金足農(秋田)と対戦し、2ランスクイズの奇策を喫し、サヨナラ負け。マウンドで泣き崩れたシーンは今でもファンの間で語り草だ。
近江高ではプロ志望届を提出するも、指名漏れ。社会人の名門で3年間鍛え上げ、最速は147キロまで上昇した。担当の山田スカウトは「非常に厳しい練習でコツコツ鍛えてきた。強さも加わってプロでもやれるという評価をして獲得した。ボールの強さが出てきて、彼の良さである気持ちの強さがあれば、短いイニングで言えば早い段階で戦力になってくる。テクニックや投球術の強みもあるので、ファームで鍛えれば先発もありかなと思う。先発とセットアッパーの両面で可能性がある」と期待した。
幼い頃から「お手本にしていた」というソフトバンク・和田に強い憧れを持つ21歳の左腕は「息の長い選手で自分の目指すべきところ」と現役20年の左腕のように“長寿プレーヤー”になることを誓った。