戦評
7月21日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第16回戦は、5対4で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発・二木康太投手は初回、走者を出しながらも全てのアウトを三振で奪う上々の立ち上がりを披露。2回以降もテンポの良い投球で相手打線に的を絞らせず、三振の山を築いていく。しかし4回表、山川穂高選手に29号ソロを浴び1点を返されると、6回表には2安打と四球で1死満塁のピンチを招く。ここで中村剛也選手に適時二塁打を浴び、逆転を許し降板。5.1回93球6安打3四球8奪三振4失点の投球内容で、救援陣に後を託した。
一方の打線は初回、相手先発・今井達也投手の立ち上がりを攻める。先頭の荻野貴司選手が安打で出塁すると、四死球で後続も出塁し、1死満塁の好機をつくる。ここで山口航輝選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還し先制に成功。さらに続く佐藤都志也選手に適時打が生まれ、この回2点を奪う。
二木投手の後を受けた救援陣は粘投。6回途中から西野勇士投手が登板すると、見事な火消しを披露した。以降は7回表を小野郁投手、8回表を佐々木千隼投手、9回表を土肥星也投手が走者を出しながらも無失点に抑え、打線の反撃を待つ。
投手陣に応えたい打線は9回裏、先頭の山口航輝選手が四球を選び出塁すると、後続も安打や四球でつなぎ、1死満塁の好機をつくる。ここで、代打・岡大海選手が三遊間を破る安打を放ち、走者2人が生還。4対4と土壇場で同点に追い付く。なおも、四球で1死満塁とすると、高部瑛斗選手にライトへのタイムリーが生まれサヨナラに成功。千葉ロッテが9回裏に一挙3得点を奪い、試合を決めた。
勝利した千葉ロッテは、救援陣が粘投し4連勝。5番手に登板した土肥星也投手が2死満塁のピンチを招きながらも無失点に相手打線を抑え、今季初勝利を挙げた。打っては佐藤都志也選手が3安打1打点、高部選手がサヨナラタイムリー含む2安打1打点と打線をけん引した。
敗れた埼玉西武は、先発の今井投手が熱投も救援陣が踏ん張り切れず。立ち上がりは苦しむも、7回109球4安打3四死球5奪三振2失点の投球内容だった。打っては、ジャンセン選手が3安打、山川選手が2安打1本塁打、中村選手が3打点の活躍だった。
バッテリー
![]() M
|
二木、西野、小野、佐々木、土肥 - 佐藤都 |
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![]() L
|
今井、水上、平良 - 古賀 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
千葉ロッテ
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
18二木 康太 | 右右 | 2.25 |
控え選手
千葉ロッテ
埼玉西武
審判
審判 | 牧田 匡平 | 塁審(一) | 川口 亘太 |
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塁審(二) | 本田 英志 | 塁審(三) | 長井 功一 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 15,092人 |
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試合時間 | 3時間20分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。