戦評
7月6日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第14回戦は、5対4で埼玉西武が勝利。2試合連続の延長戦を制した。
埼玉西武の先発は平井克典投手。2回裏に杉本裕太郎選手の10号ソロを許して失点するが、以降はストライク先行の投球で試合をつくる。平井投手は5回81球5安打1四球1奪三振1失点の内容で降板した。
打線は4回表、中村剛也選手が失策で出塁すると、外崎修汰選手が安打で続きチャンスを拡大。無死1、3塁から高木渉選手が犠飛を放ち、同点に追い付く。さらに6回表に、山川穂高選手の25号ソロで勝ち越しに成功した。
投手陣は6回裏から本田圭佑投手が登板。2死3塁のピンチを招くと、マッカーシー選手に適時二塁打を許し、同点に追い付かれる。しかし7回表、源田壮亮選手の安打などで1死満塁とすると、山川選手の打席でオリックスの3番手・黒木優太投手が暴投。意外な形で再び勝ち越した。
7回裏のマウンドには水上由伸投手が上がり、大城滉二選手に二塁打を許してピンチを迎えるが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。すると8回表、2死2塁から愛斗選手が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。
しかし8回裏、平良海馬投手が吉田正尚選手に8号同点2ランを許して試合は再び振り出しに。9回は両チームのクローザーが無失点に抑えて、2試合連続の延長戦に突入する。
すると11回表、先頭の源田選手が三塁打でチャンスメイクすると、森友哉選手が適時打を放ちリードを奪う。投手陣は10回途中から登板していた佐々木健投手が11回裏も続投。マッカーシー選手から始まる攻撃を3者凡退に抑えて試合を制した。
勝利した埼玉西武は、辻発彦監督が監督通算400勝を達成。森選手が貴重な勝ち越し打を含む2安打で6試合連続安打、好リリーフの佐々木投手が今季2勝目を挙げた。一方の敗れたオリックスは、杉本選手と吉田正選手が本塁打を放つも、リリーフ陣が粘れなかった。
バッテリー
![]() B
|
ワゲスパック、K-鈴木、黒木、能見、平野佳、阿部、近藤 - 頓宮 |
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![]() L
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平井、本田、水上、平良、増田、森脇、佐々木 - 森 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
オリックス
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
58ワゲスパック | 右右 | 4.58 |
控え選手
オリックス
埼玉西武
審判
審判 | 土山 剛弘 | 塁審(一) | 丹波 幸一 |
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塁審(二) | 眞鍋 勝已 | 塁審(三) | 芦原 英智 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 13,368人 |
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試合時間 | 4時間17分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。