
日本ハムがローテを再編し、「台湾の至宝」と評される20歳・孫易磊(スン・イーレイ)投手が22日のロッテ戦(エスコン)で先発する見込みとなった。19日のエスコン投手練習に参加した右腕は、「すごくいい感じ。前回のときより体の状態もよくて、感覚もいい」と手応えを口にした。
来日初先発となった8月11日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)は4回途中2失点で敗戦投手となり2軍降格。「一番大事にしているのがストレートの速度を意識して調整していた」と、9月12日のイースタン・楽天戦(鎌ケ谷)では8回1死までノーヒットピッチングを披露し、8回1安打無失点に抑え、昇格のチャンスを得た。
チームの逆転優勝へ負けられない試合が続くが、「自分のできることをできたらいいかなと思ってます。最後までしっかり戦っていきたい」と平常心を貫いた。新庄監督からも「いい度胸をしている」と称賛される20歳がプロ初勝利を狙う。
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