
◆パ・リーグ 楽天5x―4ロッテ(15日・楽天モバイル)
延長12回に飛び出した小郷の球団通算2000本塁打となるサヨナラ2号ソロを引き寄せたのは、楽天が誇る12球団屈指の強力中継ぎ陣の快投だった。7月1日のロッテ戦以来の1軍登板となった先発のスペンサー・ハワード投手が、7安打4失点で4回途中KO。だがそこから則本昂大が1回1/3を、鈴木翔天、西垣雅矢、西口直人、藤平尚真がそれぞれ1回を、津留崎大成が2回を、1人の走者も出さないパーフェクト救援。8番手の江原雅裕は2人の走者を許すも無失点に抑えた。奮投を見せた選手たちに三木監督は「なんとかつないでくれて素晴らしかった」とたたえた。
この日を終えて127試合を消化。チーム最多59試合登板の西垣をはじめ50試合超の登板が4投手、40試合超の登板が3投手と中継ぎ陣の頑張りが目立つ。石井1軍投手コーチも「ブルペンの勝利だな。みんな頑張った。みんな自分の仕事をきっちりこなしてくれるので助かっています」。先発、中継ぎがともに役割を果たし、CS圏内まで一丸となって腕を振る。
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