
オリックス・田嶋大樹投手(28)が後半戦の「開幕投手」として、26日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に先発する可能性が22日、高くなった。3連敗で球宴休みに入り、首位・日本ハムに6・5ゲーム差の3位と正念場。チーム最多の2完投をともに完封で成し遂げた左腕でまず、勢いを取り戻す狙いだ。
田嶋は16日の楽天戦(京セラD)で5勝目。9回を6安打無失点、プロ8年目で最多の134球を投げ、心身ともに充実の一途といえる。先発陣ではエースの宮城と九里が23、24日の球宴に出場。この日はエスピノーザも一度登録を外れ、次回登板に備える予定だ。
4・5ゲーム差を追う2位・ソフトバンクとは、ここまで3勝7敗2分け。上位争いに食らいつくためにも、苦手意識を持つわけにはいかない。田嶋はキャリア通算4完投もすべてシャットアウトで記録。オリの「ミスター完封」が応える。
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