
楽天の新外国人、ルーク・ボイト内野手(34)が、早ければ1日からのロッテ2連戦(楽天モバイル)で1軍デビューする可能性が浮上した。ヤンキース在籍時代の20年にはア・リーグ本塁打王に輝いた大砲は、30日に本拠で入団会見を開き、「いつ(1軍に)呼ばれてもいいところまで来ている」と力強く言い切った。6月22日に来日後、すでにファームで3試合に出場。9打数4安打2打点、1本塁打と実戦感覚が磨かれている。
三木監督は以前、「ファームで数試合出てコンディションを見てから、どう合流させるかという段階」と話しており、早期デビューが十分考えられる。一塁手での出場が少ないため、2軍で守備経験を積ませるなど、入念に準備してデビューさせる考えもあるが「パワーが一番の強み。得点に絡んでいければ」と鼻息は荒い。現在5位のチームは、25本塁打がリーグワースト。助っ人の長打力は、上昇のきっかけになるはずだ。
自身で一番良かったと話す19、20年と比較し、「同じレベルでできると思っているし、メジャートップクラスと張り合える自信はある」とボイト。パワーあふれるスイングを1軍の舞台で披露する。(有吉 広紀)
◆ルーク・ボイト(Luke Voit)1991年2月13日、米国出身。34歳。ミズーリ州立大から、2017年にカージナルスでMLBデビュー。ヤンキースに所属し、コロナ禍で60試合に短縮された20年に22本でア・リーグ本塁打王を獲得した。パドレス、ナショナルズ、ブルワーズを経て24年からメキシカンリーグでプレー。188センチ、117キロ。MLB通算508試合出場、打率2割5分3厘、95本塁打。右投右打。今季推定年俸5000万円。
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