「僕が余計なことを言ってしまった」日本ハム・新庄監督がワンポイントアドバイスを悔やむ

スポーツ報知

2025.6.19(木) 06:00

ベンチから試合を見つめる新庄剛志監督(カメラ・今成 良輔)

◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人2―1日本ハム(18日・東京ドーム)

 大歓声がため息に変わった。6回2死一塁。日本ハム・山崎が捉えた打球は左翼手・丸のグラブに収まった。前回に続き、「6番・投手」で出場した“二刀流”は3打数無安打に終わり、「全然ダメでした。フォークがすごかった」と第2打席で空振り三振を奪われた西舘の決め球にお手上げだった。

 それでも新庄監督は「芯に当ててたじゃないですか」と左腕の打撃を称賛。一方で、「僕が余計なことを言ってしまった。『セカンド方向に転がす意識で』と言ったからボール球に手を出してしまった」と、投げては6回1失点と試合をつくった左腕が、自身の一言で打撃が崩れたと、悔やんだ。

 メンバー交換時には指揮官が阿部監督に紙袋を手渡すシーンもあった。「昨日、差し入れをもらったので、(中身は)言えない」と苦笑い。逆転負けで4連勝とはならず。ソフトバンクが敗れたため、交流戦2位はキープ。「こういう時がないと楽しくないでしょ」と切り替え、初の交流戦制覇を見据えた。(川上 晴輝)

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