
楽天が得点力向上へ“テコ入れ”を施した。12日の中日戦(楽天モバイル)の試合前練習から、下園辰哉2軍打撃コーチがチームに合流。代わりに後藤武敏1軍打撃コーチと、先月13日から1軍に合流していた雄平2軍打撃コーチがファームへと移った。
取材に応じた石井一久GMは「今の状況を踏まえてアクションを起こしていくことが大事。まったりした感じの後悔はしたくないし、変化をつけていくことが大事」と説明。現在チームはリーグ5位、交流戦最下位とともに下位に沈んでいるが、「遅くないっていうのはチーム全体でも思っている。ここから巻き返すためのアクションととらえてもらっていい」と話した。11日までの打撃面を見ると、総得点148はリーグ5位、チーム打率2割3分4厘は同4位。新外国人のオスカー・ゴンザレス外野手はすでに1軍デビューし、20年ア・リーグ本塁打王のルーク・ボイト内野手を獲得。新戦力を加えて得点力を上げ、ここから巻き返していく。
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