「大好きだったチーム相手に、こういう結果が出て本当に良かった」西武の苦労人右腕が古巣抑え2年ぶり白星

スポーツ報知

6回途中から登板した黒木

◆パ・リーグ オリックス2―3西武(17日・京セラドーム大阪)

 西武・黒木は割り切って、思い切り腕を振った。「良くも悪くも僕のこと知ってるし、僕も向こうのこと知ってるんで。変に構えず、いま出せることをしっかりやろう」。同点となった6回2死一、二塁から登板。四球で満塁としたが、最後はフォークで若月を遊ゴロに打ち取り、勝ち越しは阻止した。「しっかり抑えられて良かった」と胸をなで下ろした。

 16年ドラフト2位で入団した古巣相手の一戦。「(特別な思いが)ないと言ったらウソになってしまう」。流れを断つと、7回に味方が勝ち越して2年ぶりの勝利が舞い込んだ。「大好きだったチーム相手に、こういう結果が出て本当に良かった」と笑みを見せた。

 昨季限りで日本ハムを戦力外となり、今季は育成として西武入り。3月25日に支配下入りをつかむと、背番号は「何の巡り合わせか」オリックス時代と同じ「54」となった。親友のドジャース・山本から贈られた「54」のネックレスを身につけ、マウンドに上がった。復活を遂げた苦労人がチームを支える。(大中 彩未)

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