
オリックスは21日、山岡泰輔投手にコンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、当面の間の活動自粛を命じたと発表した。発表後には宮崎市内のチーム宿舎で記者会見。後藤俊一広報宣伝部長は「私の方は直接、話ができていないんですけど、素直に反省していると聞いております」と明かした。
球団はNPBから2月17日に、山岡のオンラインカジノ利用に関する情報を入手したと調査依頼を受け、18日に面談。過去に、海外でカジノのライセンスを取得しているサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加していた事実を把握した。本人は違法性の認識はなかったという。
オリックスはこれを受け、全選手、全スタッフに対面で聞き取り調査を実施。「現時点では挙がっておりません」と後藤広報宣伝部長が説明したように、山岡以外にオンラインカジノを利用した関係者はいなかったという。
山岡はこの日、今回の事案について大阪市内で警察に相談。後藤広報宣伝部長は「まだ警察に相談中の事案になりますので、期間に関しては決まっていません」と事実上、無期限でチームを離脱させる方向性を明かした。
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