◆パ・リーグ　オリックス５―６西武（２日・京セラＤ）

　西武はオリックス相手に快勝。今井達也投手が３年連続の２ケタ１０勝に到達し、ドラフト１位・斎藤大翔内野手はうれしいプロ初安打をマークした。

　打線は両軍無得点の２回、安打と四球で１死一、二塁とすると、仲田慶介内野手が右翼線ギリギリを破る適時二塁打を放ち先制。仲田はこれがプロ初打点となった。なお１死二、三塁では古賀悠が２点中前適時打。バックホームを受けた相手捕手が誰もいない一塁へ送球しボールが転々とする間に、古賀悠は一気に本塁に生還した。続く２回１死では石川・金沢高から２４年ドラフト１位で入団した斎藤がセンター前へプロ初安打。この回一気に４点を奪い、試合の主導権を握った。

　先発・今井は６回５安打７奪三振４失点で１０勝目。２回、先頭に四球を与えた後、大里に右中間への適時三塁打を浴びるなど２点を失う。６回２死一、三塁では若月に右中間を破る２点適時二塁打を浴びたが、後続は二ゴロに抑えた。

関連ニュース

・【スコアボード】オリックス―西武
・【西武】ドラフト１位・斎藤大翔がプロ初安打　１軍デビューから５打席目
・【西武】仲田慶介がプロ初打点「チャンスだったので積極的に」　昨オフソフトバンク戦力外→育成選手として西武へ
・【西武】１０失点で大敗　高卒２年目・杉山遙希は初勝利ならず　高卒３年目・古川雄大がプロ初安打
・【西武】高卒２年目・杉山遙希は５回途中９失点　西口監督「色々勉強するとこはある」と猛練習求める