
◆パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム(11日・福岡ペイペイドーム)
今が旬の男がチームに勢いをもたらした。1点を追う初回先頭。三森は上沢の146キロ直球を思い切りよく振り抜いた。「とにかく塁に出ることだけを考えて打席に入りました。結果的には完璧に捉えることができ、最高の結果となってくれました」。自身17試合ぶりとなる3号同点ソロは今季初、通算5本目の先頭打者アーチ。先取点を奪われた直後にひと振りで悪い流れを断ち切った。
2回は甲斐の左前適時打で勝ち越し、なおも無死満塁で右前適時打。この回先頭からの5連打で難敵をのみ込み、三森は「いい流れの中で思い切ってスイングができました」と静かに笑みを浮かべた。
今季は開幕から正二塁手の筆頭候補として期待されながら、2軍スタート。6月になった段階で打率1割2分8厘と1軍昇格後も低調だったが、後半戦は復調して二塁の定位置をつかみ取った。「しっかりタイミングが取れていると思います」。この日の試合前で2割7分3厘まで上昇。このまま打ち続ける。