【ソフトバンク】あと1死からオスナ逆転サヨナラ被弾で12連敗…今季セーブ失敗ゼロの守護神まさか

スポーツ報知

9回2死一塁、逆転サヨナラ2ランを放った代打・角中勝也(左)の打球を見送るベンチのソフトバンクナイン(カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ ロッテ2×―1ソフトバンク(24日・ZOZO)

 打たれたオスナがぼう然と打球を見送った。グラウンド上の選手、そして三塁ベンチの藤本監督はその場から動けなかった。18日ぶりの勝利まであと1人としながら、悪夢の2試合連続サヨナラ負け。球団記録となる15連敗(1分けを挟む)を喫した1969年に次ぐ歴代ワースト2位の12連敗となった。

 佐々木朗から初回に中村晃の先制適時打で奪った虎の子の1点を必死に守ってきた。石川が7回4安打で0封。先発投手が24試合ぶりに無失点で降板し、8回は松本裕がつないだ。1―0の9回も2死一塁。誰もが勝利を信じていたが、絶対的守護神が角中に1ストライクから逆転2ランを浴びた。この日まで28試合で失点1。セーブ失敗のなかった右腕がまさかの初黒星を喫した。「オスナで失敗したら仕方ないけど、仕方ない度合いが…。連敗中のところやからね」と指揮官も絶句した。

 11連敗を喫した23日の試合後には野手陣で緊急の決起集会を開催。焼肉店で士気を高め、この日に臨んでいた。激励のため敵地を訪れていた王球団会長兼特別チームアドバイザーは「理屈じゃない」と言い、「これが勝負だよ」と2度繰り返した。やるべきことは尽くしたが、厳しすぎる現実が待っていた。

 25日のオリックス戦(京セラD)は山本、26日の同戦は宮城と侍投手が待ち受ける。藤本監督は「選手はみんな一生懸命、何とか1点でも取ろうと、塁に出ようとしてやってるんで。もう前向いていくしかないんで。明日頑張ります」と声を絞り出した。やまない雨はないと信じ、逆風に立ち向かう。(中村 晃大)

 ◆ソフトバンク2度目屈辱 ソフトバンクは12連敗。球団では69年6月に喫した15連敗(1分け挟む)に次いで2度目になる。日本ハムも12連敗中で、同一リーグの2球団が同時に2ケタ連敗はこれが初めてだが、時期に関係なく、同一リーグの2球団以上が12連敗以上は、17年セの巨人13連敗、ヤクルト14連敗以来。パでは54年大映14連敗、高橋12連敗、55年大映15連敗、高橋からチーム名が変わったトンボが12連敗して以来3度目。

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