
◆パ・リーグ 西武2―0日本ハム(28日・那覇)
打者を打ち取るごとに球場に響き渡る指笛の音色と大声援。沖縄・浦添市出身の西武・与座にとってこれ以上ない力になった。「温かい声援の中で投げて気持ちよかったです」。勝ちこそつかなかったが、郷里のファンに晴れ姿を披露した。
この球場で8回無失点と好投した昨年に続き、現地限定の登場曲BEGINの「島人ぬ宝」に乗ってマウンドへ。「硬さがあった」序盤は3回2死満塁などピンチを招くが、持ち前の緩急をつけた投球で得点を許さない。客席では家族、知人ら約50人が応援。「楽しんで」とメッセージをくれた家族の思いも胸に秘めて7回を3安打、無失点。右ふくらはぎをつって完投はならなかったが「すごい先輩方がいるので」と救援陣に後を託し、8回の外崎、中村の適時打に結びつけた。
沖縄出身投手の現地初勝利は逃したが、「来年もここでやりたいのでよろしくお願いします」と与座。次こそは郷里の人たちに白星をプレゼントする。(秋本 正己)