
◆オープン戦 オリックス5―2阪神(26日・京セラドーム大阪)
オリックスが、まず“1冠”だ。同じ関西球団の阪神に快勝締め。オープン戦は05年以来、18年ぶりの1位フィニッシュを決めた。「投げることがまず最初ですから。今日、投げられたのが、非常に良かったと思います」。中嶋監督が好材料としたのは、WBC組のがい旋。山崎颯と宇田川は開幕1軍にメドをつけた。
勝ちパターンの一角として期待される2人は、7回にそろって登板した。山崎颯は一、二塁としたが、2死を奪ったところで予定通り降板。「シーズンでは(球の)抜けがないように。フォークの精度も、もっと上げていきたい」と課題を持ち帰った。広島の栗林と入れ替えで緊急招集されたが、WBCでは出番なし。それでも、最速156キロと変わらぬ球威を見せ、宇田川にバトンを渡した。
日本代表では「宇田川会」で時の人となり、ダルビッシュにも目をかけられた剛腕。2試合に登板した本大会を経て、この日は近本一人と対戦。3ボールからカウントを整え、左飛に打ち取った。「燃え尽きていなくて、逆に燃えたという感じで(日本に)帰ってきた」と言葉も頼もしかった。
24歳の同学年コンビは28日の2軍戦に登板し、シーズン本番を迎える予定。世界一から目標を切り替え、3連覇のために献身する。(長田 亨)