
◆オープン戦 西武3―2DeNA(26日・ベルーナドーム)
ちぎっては投げ、という表現がぴたりと当てはまる。西武・平良海馬投手はセットポジションからのクイックで150キロ超の速球にカーブ、ツーシーム、スプリットと多彩な変化球もまじえる。受ける捕手の柘植が「構えるより早い」と苦笑するほどのテンポの早さで、2回から登板すると3イニングを2安打、5三振、無失点にまとめた。オープン戦4試合を含め対外試合は5試合で20イニング無失点。「いいことだと思います。シーズンでも続けていきたい」とうなずいた。
昨季の最優秀中継ぎ投手が今季から志願して先発に転向。長いイニングを投げるスタミナを蓄えるため、登板前は炭水化物を多めに摂取するよう心がけ、回数も1日に8度、9度と細かく取っている。「効果は感じますね」と徐々に先発のスタイルになりつつある。
順当にいけば開幕カード3戦目になるオリックス戦(ベルーナドーム)での先発が濃厚。松井監督も「これだけのピッチングをしてもらえるとね。本人がここまでしっかり調整して先発として入ってくることは申し分です」と開幕ローテーション入りを明言。「もう少し球速を上がってくればというのはありますけど、それは調整しようかなと思います」と平良。さらにブラッシュアップして、まっさらなマウンドに登る。