
◆練習試合 日本ハム3―0サムスン(9日・名護)
日本ハムの伊藤大海投手(25)が9日、韓国サムスンとの練習試合(名護)に侍ジャパンの先陣を切って実戦初登板。最速151キロの直球でバットを真っ二つにするなど、順調な仕上がりを見せた。
インハイを襲った151キロに、相手打者がバットを出した。一塁線へのファウルの先で、折れたバットが弾む。4回、3番手でマウンドに上がると、その2球目。この日の最速に「あのくらいの力感とボールの質がコンスタントに出るようにしていけたら」と、手応えを口にした。中身の詰まった14球の試運転で3者凡退に片づけた。
使用したのはWBC球とWBC用のロージン。東京五輪では“追いロジン”で話題に。しかし、WBC用は粘性が高く、白粉が舞うことはない。「あえて使ってみました。適量を探してます」。最適解を模索中だが、「もうちょっとモクモクしてくれた方がやる気出るんですけどね」と笑わせた。
視察した楽天・宮越スコアラーは、「スピードも出てるし、ボールも操れている。シーズン中と変わらない」。14日に予定していた次回登板は、「ちょっと頑張りすぎてるかな(笑い)」と回避を示唆。十分な仕上がりに自信をつかみ、代表合宿へと合流する。(山口 泰史)