
楽天の21年ドラフト1位・吉野創士外野手と、昨年のドラフト5位・吉納翼外野手が29日、初の1軍昇格を果たした。同日に行われるオリックス戦(京セラD)に吉野は7番・中堅で、吉納は8番・右翼で初スタメンを飾った。
4年目で初の1軍となった吉野は、昇格を告げられた瞬間を「やっときたか、という感じでしたね」と笑顔。「2軍でやってきたことを1軍の舞台でぶつけるだけだと思うので、最後までやっていきたい」と力強く話した。
「残り少ない中で呼んで頂いた。来年につながったらいいなと思います」と吉納。ドラフト同期の中で1位・宗山塁内野手、3位・中込陽翔投手、4位・江原雅裕投手と3人がすでに1軍デビュー済み。「刺激をもらいつつも焦りもある、半々の気持ちでした」と明かしながらも、「1日1日大切にやってきた。そこは自信を持ってやっていきたい」と意欲をみせた。
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