◆パ・リーグ　楽天４―６ロッテ（１３日・楽天モバイル）

　９回１死満塁で代打出場した楽天・宗山塁内野手が、２点差に迫る中犠飛を放った。これが今季８本目の犠飛となり、１９８１年の巨人・原辰徳の７本を抜いて新人最多記録を更新。「狙ってなかなか打てるものではないので」と話しながら、「フライを打てれば、内野ゴロより確実に点が入るケースもある。１番は（外野の）頭を越えてくれればと思うので、これからは長打になってくれればいい」と振り返った。

　代打での起用が少ないなか、横山の投じた初球の１４９キロ直球をたたいた。中堅への大きな当たりも安打にはならず、「当たりが弱かった。こういう場面で出るために、代打の人のすごさを感じました」。代打ならではの難しさも痛感した。この日の結果により、優勝の可能性が消滅。次に目指すＣＳ圏内に向け、ドラ１ルーキーがチームの力になる。

関連ニュース

・【スコアボード】楽天―ロッテ
・【楽天】プロ初サヨナラ打！　宗山塁は歓喜のウォーターシャワーでびしょぬれに「これはしょうがない」と笑顔
・【楽天】宗山塁は貪欲　５戦ぶりスタメンで２安打１打点も「もっともっと」　
・【楽天】ドラ１・宗山塁が２回に左前適時打　自己最多の６試合連続安打をマーク
・【楽天】村林一輝が９回に決勝の右犠飛で今季２度目の５連勝　「チーム一丸となって勝てたのは大きい」