
◆パ・リーグ 西武1―4オリックス(31日・ベルーナドーム)
オリックス・頓宮が、元気な姿を見せた。8月29日のカード初戦で左手首付近に死球を受け、2試合ぶりに先発復帰。2回1死で隅田から放った右前打を手始めに、右と左へ2本ずつ、今季2度目の4安打をマークした。「タイミングが良かった」と、充実の表情を浮かべた。
「昨年は自分のことばかりで、周りが見えない部分もあった」。志願して主将に就任した今季は、チーム全体を見渡すことを意識する。「普段、お世話になっている。空いている日はないですか?」。8月の休日は、1軍の打撃投手全員を「お疲れさま会」に招待。自身を支えてくれる裏方さんに、会食の場で「いつもありがとうございます」と感謝を伝え、結束を固めた。
チームは8月を同一カード3連戦3連勝で締め、首位・ソフトバンクと10試合が予定される9月に突入。7年目のリーダーは「自分の結果より、勝つことだけを。いいメンバーがそろっているので、みんなで勝ちたい」と、闘争心を燃やした。(南部 俊太)
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