
◆パ・リーグ 日本ハム―オリックス(19日・エスコンフィールド)
オリックスのドラフト2位・寺西成騎投手が18日、19日の日本ハム戦(エスコンフィールド)でのリベンジを宣言した。プロ通算6試合目にして、同戦での先発は早くも3度目。7月13日の前回対戦(同)では清宮幸、レイエスに連続アーチを浴びるなど、4回2/3を4失点でプロ初黒星を喫しており「やられているので、やり返せるように」と闘志をたぎらせた。
9ゲーム差で追いかける2位の新庄ハムを「今まで対戦してきたチームのなかでは上位で嫌な打者が多いし、簡単には抑えられないと思う」と警戒。大切にしたいのが「逃げない投球」だ。「それ(球場の狭さや長打力)ばっかりを気にしすぎて変化球で泳がせにいくのではなく、最近は直球も調子がいい。捕手と相談し、勝てるように頑張ります」。リーグトップの23本塁打を誇るレイエスら好打者に、真っ向勝負で挑む覚悟だ。
5回2/3を2失点と粘投した前回11日のロッテ戦(ZOZOマリン)から、プロ入り後は初となる中7日でのマウンド。大阪・舞洲の投手練習に参加した18日、「ファームの時は中6日で回っていたので、嫌な感じもなく普通に準備できている。今までと変わらず、大人っぽいことはせずに一人一人の打者と向かい合う」と腕をまくった。
自己最長は6イニングだが、「全く意識せず、いけるところまでいくのが先発の仕事。ルーキーらしく一イニング一イニング頑張りたい」と155キロ右腕。「(前回は)走者を残して交代してしまったので、途中交代はなしで(回の)投げきりたい」と3つのアウトを並べ続け、3勝目をつかみ取る。(南部 俊太)
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