
◆パ・リーグ ソフトバンク4―3西武(5日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが1点差の接戦を制した。先発の上沢が初回に先取点を許したが、3回に中村が逆転2点打。同点で迎えた5回に柳町が適時二塁打を放った。今季は過去2試合で2勝を献上していた西武・今井から5回までに3得点。再び追いつかれたが、直後の6回に1死一、三塁から川瀬の一ゴロで決勝点を奪った。4日は完封負けで連勝が止まったが、5月27日を最後に連敗がない。
以下は試合後の小久保裕紀監督の主な一問一答
―好投手の今井に対し、1番に佐藤直を起用するなどオーダーの狙いは
「佑京(周東)は休養日に当てていたので、1番を誰にしようかという中で、佐藤直にいかせたのですが。本当にいい仕事をしたと思います」
―盗塁など機動力も絡めたが、今井との対戦で意識を
「実は意識はあまりしていなかったんですけど。毎回イニングの先頭が出たことで、流れを向こうに持っていかなかったのが勝因だったと思います」
―中村の活躍は
「今年は代打スタートと話し合った中、こういう起用をしているので。本当に頭が下がる思いですね」
―4日に30打席ぶりの安打を放った柳町が2安打1打点。トンネルを抜けたか
「まあ、抜けたんじゃないですかね。彼らしいヒット。1打席目もそうですし、タイムリーも真っすぐに負けない、力強い打球を打ち返していたので。そんなに心配はしていないですね」
―藤井、松本裕、杉山の吏リリーフは鉄壁
「6回の時点で勝ち越していれば、かなり高い確率で逃げ切ることができるとは考えています。ただ、連投も含め、毎日3人を並べて登板させるわけにはいかないので、また明日は明日の戦いを」
―近藤の起用も考えた
「もちろんです。今日はリードをしていた展開だったので。追いつかれて8回とかなら、準備はさせました」
―上沢は6回無死満塁から同点までで止め、イニングを投げきった
「逆転されたら(交代)と考えていた。逆転されるまでは責任を取らせようと」
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