西武・岸潤一郎外野手が１４日、指揮官の期待に応えるオープン戦第１号を放ち、正外野手の座奪取へアピールした。

　２―２の３回先頭、初球を振り抜き左翼スタンドへ一時勝ち越しとなるソロ本塁打。８日からの楽天２連戦（静岡）以来の１軍合流で即結果を出し、「積極的にいけてよかった。本塁打になってうれしい」と笑顔を見せた。

　試合が行われた愛知・小牧は両翼が９２メートルとやや小さめ。西武は今オープン戦期間では６日の日本ハム戦（エスコン）で長谷川信哉外野手がチーム１号を放って以降本塁打が出ていない。試合前練習で西口文也監督は「うちはまだ１本しか出てないんだよね。ここは狭いから出ないかな」と熱望しており、待望の一発。試合後、指揮官は「（本塁打）出たね。言ってみるもんだね。言ってみたら出るなら明日も言わなあかん」とご満悦だった。

関連ニュース

・【西武】羽田・黒田・田村・山田・豆田の“田んぼリリーフ陣”リレー完成　先発・上田も含め６人の「田」が登板
・【西武】村田怜音と山村崇嘉の２軍合流が決定　西口文也監督が明言　チームでは今季初の絞り込み
・【西武】若手野手陣にとって「ラストチャンス」　岸潤一郎が合流　打線の平均年齢は２４・３歳…中日戦スタメン
・「ラストチャンスですね」西武・西口監督が初のふるい落とし実施へ
・【西武】ドラフト６位ルーキー龍山暖の“１軍生活”が終了　「１、２年後には１軍の選手に」