
◆オープン戦 西武2―1中日(12日・ベルーナドーム)
西武・平良海馬投手が先発して5回を投げて2安打、7三振、2四球、1失点でまとめ、開幕へ向けて順調な仕上がりぶりを披露した。
冷たい雨がドームの天井をたたく。試合開始時の気温は7度。季節外れの寒さの中で、平良のギアが上がったのはアンダーシャツを長袖から半袖に替えた3回からだ。圧巻は4回。先頭の細川を見逃し三振に仕留め、石川昂、高橋周を空振り三振に。細川、高橋周への決め球は新球の“ジャイロスライダー”。小さく縦に曲がる変化球だ。「何球か投げましたし、空振りも取ることができたので本当に良かった。コースに決まりますし、回転数とか回転軸も球速も安定してきたのでいい球かなと思います」と手応えを口にした。
「球速を前回以上に上げていくことと、三振も取れていなかったので、三振も取りたい」とテーマを掲げたオープン戦初戦で7奪三振。最速は153キロを記録し、高めの速球でも空振りを奪った。「球速も以前よりは出ていたので本当に良かったと思います」。登板後はブルペンで約30球のピッチング。できがよくなかったと反省するスプリットを多めに投げて修正した。
順調にいけば次戦の先発は19日の広島戦(ベルーナドーム)が有力。さらに本拠地開幕戦となる4月2日のオリックス戦に向かうことになりそうだ。「どこで投げても、本当に自分のやることをしっかりできるようにしていきたい」。昨季は先発転向1年目でチームトップの11勝。投手陣の勝ち頭へ、順調にステップを踏んでいる。