【楽天】銀次「気持ち」のV打から9回一挙8点 4月7日以来&今季初の単独3位浮上で逆転CSへ前進

スポーツ報知

9回1死満塁、勝ち越しの左前適時打を放ちベンチに向かいガッツポーズをする代打・銀次(カメラ・中島 傑)

◆パ・リーグ 日本ハム1―9楽天(25日・エスコンF)

 腹をくくった。楽天・銀次内野手(35)がチーム、ファン、全員の思いを乗せた一打を放った。同点の9回1死満塁に代打で出場。初球、内角低めのカットボールに手が出なかった。「正直、1球目がめちゃくちゃいいボールだったのでこれは結構キツイかなと思った。でも、ここは形じゃない。次のボールは思い切って振りました」。2球目、日本ハム・伊藤の甘く入った141キロのフォークを捉える。ハーフライナーが、遊撃手の頭上を越えて落ちた。“仕事人”の今季初安打は、逆転CSをたぐり寄せる決勝打。一塁上で両腕を突き上げた。

 ロッテが敗れたことで、4月7日にロッテ、西武と並んで以来の3位に躍り出た。残り9試合にして、単独3位は今季初。「あそこは9割くらい気持ち。形じゃないというところを見せたられたかな」。いぶし銀の一打で、一挙6安打8得点の猛攻を呼び込んだ。

 こんがりと焼けた18年目の大ベテランが救世主となった。今季はキャンプから2軍暮らし。1軍のグラウンドに立てないもどかしさも感じたが、三木2軍監督や2軍選手と一緒に「一日を無駄にしないようにやっていこうぜ!」と声をかけ合い、炎天下のファームでバットを振り込んだ。22日に今季初昇格の一報が届き、待望の舞台で輝きを放った。

 7月1日までは最下位に低迷したが、7月以降は38勝27敗。借金は最大13から1まで返済し、逆転CSが手の届く位置まできた。銀次は「野球は本当に何があるか分からない。最後の最後まで戦えることが大事」と先を見据えた。大逆襲へ、一気に上位へ駆けのぼっていく。(内藤 菜月)

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

【楽天】銀次「気持ち」のV打から9回一挙8点 4月7日以来&今季初の単独3位浮上で逆転CSへ前進