
◆練習試合 ソフトバンク5―2キューバ代表(23日・アイビー)
WBCキューバ代表でソフトバンクのリバン・モイネロ投手(27)が23日、所属チームとの練習試合(アイビー)で圧巻の投球を見せた。当初登板の予定はなかったが、試合前に方針転換。3点ビハインドの6回2死三塁でマウンドに上がると、三森をスライダーで空振り三振。7回も3者凡退に封じ「チームメートに投げるのは変な感じでしたけど、今はライバルなんで」と笑った。
昨季はCSを含めると56試合に登板。複数回を投げたことはなかったが、今年は2月からいきなり回またぎだ。「(1次ラウンド開催の)台湾では2イニングを投げることもある」と宣言した。昨季の奪三振率は驚異の14・87。守備側にも関わらず“モイネロの攻撃”とも称される投球は健在で、準々決勝ラウンドに勝ち進めば対戦する可能性のある侍ジャパンにとっては強敵となる。
「日本は世界でも3本の指に入るいいチームですけど、周東には盗塁されたくないし、拓也(甲斐)からは三振を奪いたいです。打たれたら大会が終わった後に何を言われるか分かってるからね」。日本がキューバを倒すには、この男も打つしかない。(中村 晃大)