
日本ハム・宮西尚生投手(37)が4日、完全復活へ、己を第一に開幕戦の舞台に立つ決意を示した。母校の兵庫・市尼崎で自主トレを公開。「チームに貢献したい思いももちろんある。でも、今年に限っては個人のことだけを考えてやりたい」と表情を引き締めた。
昨年は自己最少の24登板で、入団からの連続50登板は14年でストップ。9月に左肘の手術を受けた。今季を「勝負の年」と位置づけ、この日は術後初で、例年より早くブルペン入りした。「この時期で言うと25歳ぐらい以来」。立った捕手に28球を投じた。
長年、勝利の方程式の一角として重責を担ってきたが「ルーキーのように結果を出していかないといけない」というプロ16年目。「開幕戦から1軍にいてホールドを挙げられるように。(8回を投げてきた)プライドは捨てていない」。歴代最多通算380ホールドを記録してきた矜持(きょうじ)を、その左腕で再び示す。(田中 哲)