
プロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「第23回ゴールデンスピリット賞」を受賞したオリックス・吉田正尚外野手(29)が2日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた表彰式に出席した。
2019年から公式戦でのホームラン1本につき10万円と、ファンからの募金を合わせて寄付金とし、認定NPO法人「国境なき子どもたち」を通じてカンボジア、バングラデシュ、フィリピンといった開発途上国で貧困に苦しむ子どもたちへ寄贈。継続的に取り組んでいることなどが評価された。
表彰式にはNPBの斉藤惇コミッショナーも登壇。選考が激戦だったことを明かした。各球団から多様な社会貢献を行う選手が推薦される中での選考となったが、「決め手はボーダーレス。国境なきというところですね。吉田選手のホームランにまつわる寄付金が届いているのは素晴らしいこと」と社会貢献が国境を越え、世界の子どもたちを見据えたものだったことを評価した。
「国境なき子どもたちという、広い優しい心をうれしく思います。今後ますます、国境なき球場で活躍されることを祈念します」と斉藤コミッショナー。ポスティング制度でのメジャー挑戦を目指すスラッガーに、独特の表現でエールを送った。