
楽天・田中将大投手(33)が18日、来年3月に行われる第5回WBCへの出場に意欲を示した。日米通算190勝の実績を誇る右腕が自身のツイッターで異例の告白。並々ならぬ覚悟を示し、自身3度目となる大舞台を目指す。
23年最初の目標をWBCに定めた。マー君はこの日午後、ツイッターを更新。「来年開催されるWBCについて自分の気持ちをお話する機会がなかったので、ここで言わせていただきます。良い選手が沢山居ますし、なかなか簡単なことではないのは重々承知の上ですが、出場したいです! この気持ちを持ってオフシーズンのトレーニングにも取り組んでいきます」(原文ママ)とつづると、すぐさま拡散され、出場を望むファンの声があふれた。
楽天復帰2年目の今季は9勝に終わるなど、全盛期と比べると苦しい投球も多かった。だからこそ「簡単なことではないのは重々承知の上で」と記した上での決意表明となった。2009年の第2回は救援として4試合に登板し優勝に貢献したが、13年の第3回は開幕戦のブラジル戦で先発も2回4安打1失点で降板。その後は救援に回るも、チームは準決勝で敗退し、不完全燃焼に終わった。
侍ジャパンの栗山監督が9月中旬に楽天の候補選手について言及した際には「岸、則本、マー君というのは、年齢は重ねてきてはいるけど、俺の中では絶対的な投手であるのは間違いない。経験とか技術とか能力とか、どういうふうに組み合わせていったら一番勝ちやすいのかと考えている」とベテランの力も必要不可欠と説いた。
21年東京と2度の五輪を含めて国際経験が豊富な右腕が加われば、09年以来のV奪回を目指す侍ジャパンにとって“追い風”となるかもしれない。(長井 毅)