FA市場は閉幕、丸と炭谷は巨人、浅村は東北楽天、西は阪神へ
2018年も残り1か月を切った。平成最後のプロ野球界はパ・リーグ2位から“下克上”で勝ち上がった福岡ソフトバンクが2年連続日本一に輝き、いまではすっかりシーズンオフに。現在は各球団ともに各選手との契約更改、そして来季の編成に勤しんでいる最中である。
今オフは、5人の選手がフリーエージェント権を行使してFA市場が展開された。埼玉西武の中村剛也内野手は宣言残留となり、炭谷銀仁朗捕手と丸佳浩外野手は巨人、浅村栄斗内野手は東北楽天、西勇輝投手は阪神に、それぞれ移籍先が決定。FA権行使選手の来季の所属先は、これで全てが決まった。
着々と進む各球団の戦力編成だが、では、現在の12球団の補強の進捗具合はどうなっているだろう。ドラフトを除く補強した選手を見ていってみよう。各球団の獲得が決まった選手は以...