日々の練習の成果が「結果」として徐々に表れ始め、3年目の今季は自己最多の112試合に出場した千葉ロッテの平沢大河選手。出場機会を増やすため、本職のショートへの思いを一旦封印して、外野にも挑戦した。1年間、一軍という戦場でプレーした20歳の表情は、どこか逞しくなったようにも見える。
そんな平沢選手にとって、今季「ターニングポイント」となったプレーとはどこなのか。また、今季はどんなシーズンだったのか、秋季キャンプ中に話を伺った。
一軍完走も「自分でつかみ取ったわけではない」
-プロ3年目の今季は、どのようなシーズンでしたか?
(平沢選手)ずっと内野でしたが、外野で試合に出させてもらって非常に貴重な経験をさせてもらいました。今年の経験を来年以降に生かすために、オフを過ごしてい...