故障者続出もシーズンを通じて活躍「ずっと中心としてやってくれた」
■福岡ソフトバンク 5-4 広島(1日・ヤフオクドーム)
決めるべき男が、一振りで決めた。福岡ソフトバンクが1日、広島を下して2年連続の日本一に王手。4番・柳田悠岐外野手のサヨナラホームランが、延長戦の死闘に終止符を打った。
延長10回、相手守護神・中崎が投げた2球目の変化球を振り抜いた。鋭い打球は右中間テラス席へ一直線。ダイヤモンドを一周すると、満面の笑みでナインの待つ輪に飛び込んだ。「バットが折れてたんで。『うわー折れた』と思ったけど、テラスに入ったのでびっくりしました」。バットを折りながらスタンドまで持っていくパワーに工藤公康監督も「本当に大きな仕事」...