MLB本塁打王が日本野球から学んだコト。地元・セントルイスで育まれた野球愛【ボイトインタビュー:前編】

2026.3.23(月) 11:00 パ・リーグ インサイト 後藤万結子
楽天イーグルス・ボイト選手 ©PLM

「日本での生活を心から楽しんでいます」
 そう笑顔で話すのは、楽天イーグルスの主砲・ボイト選手だ。昨年7月に入団すると、合流初日にあいさつ代わりの一発で鮮烈なNPBデビューを飾り、結果的にはチーム最多の13本塁打をマーク。「トウホク サイコー!」と流ちょうな日本語で締めるお立ち台が恒例になるなど、今や東北のファンに愛される、チームに欠かせない助っ人だ。今回は、そんなボイト選手に自身のルーツや日本での生活について語ってもらった。

始まりは“Tボール” マーク・マグワイアに魅了された幼少期

 ミズーリ州東部に位置するセントルイスで生まれ育ったボイト選手のルーツは、4歳の頃に始めたTボールにある。Tボールとは、野球やソフトボールに似た競技で、ピッチャーはおらず、ティースタンドに置いたボールを打つ競技だ。そこで自身のポテンシャルに気づいたボイト選手は、地元の野球チームで本格的にスキルを磨いた。
 ボイト選手が幼い頃は、当時カージナルスに所属し、現在アスレチックスの選手育成担当特別補佐を務めるマーク・マグワイア氏が、セントルイスのヒーローだったそう。そして、ボイト選手もまた、マグワイア氏のプレーに魅了された少年の...

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