NPBとMLBの双方で本塁打王に輝いた選手は、これまで一人も存在しない
10月14日、東北楽天がルーク・ボイト選手と2026年の選手契約を締結したことを発表した。全60試合の短縮シーズンとなった2020年に22本塁打を放ってア・リーグの本塁打王に輝いた実績を持つ大砲の残留は、ファンにとっても非常に楽しみな要素となっている。
長い球史において、NPBとMLBの双方で本塁打王に輝いた選手は一人もいない。2025年にわずか67試合で13本塁打を放ったボイト選手には、史上初の偉業達成が期待されるところだ。今回は、ボイト選手が日米で記録した指標に基づく打者としての特徴を紹介するとともに、来日2年目を迎える大砲のさらなる活躍に期待を寄せたい。
2018年と2020年の2シーズンにて披露した、卓越した打撃成績が際立っている
ボイト選手がMLBにおいて記録した、各種の指標は下記の通り。