ショートからサードへポジションを移し、打撃面で開眼している
東北楽天の村林一輝選手が、5月を終えた時点でリーグ1位の打率を記録している。今季から宗山塁選手の加入によってショートからサードへとポジションを移したものの、守備の負担が軽減されたこともあってか打撃が開花。卓越した守備力が高く評価されてきた村林選手にとって、2025年はまさに新境地を開拓するシーズンとなっている。
今回は、村林選手がこれまで記録してきた指標をもとにした、打者としての特徴を紹介。それに加えて、今季の村林選手に指標の面でどのような変化が生じているのかを確認し、抜群のハイアベレージを残している理由について迫っていきたい。(※成績は6月1日の試合終了時点)
パ・リーグでもトップクラスの積極性を持つことが、各種の指標に示されている
村林選手がこれまで記録してきた、年度別の指標は下記の通り。