2024年は、4年ぶりに新たな最多勝投手が誕生するシーズンとなる
2024年のパ・リーグにおける最多勝争いは、わずか2勝差に7名の投手がひしめく大混戦となっている。2021年から2023年までの3年間は、山本由伸投手(現・ドジャース)が最多勝のタイトルを連続受賞していた。それもあって、4年ぶりに誕生する新たな最多勝投手がいったい誰になるのかは、大いに注目されるところだ。
今回は、今季のパ・リーグで最多勝の座を争っている投手たちの顔ぶれと、その活躍ぶりについて紹介。それに加えて、各投手が所属する球団の得点力と守備力に関する数字を確認することによって、今後の最多勝争いの行方を展望していきたい。(記録は9月8日の試合終了時点)
有原投手以外の6名にとっては、自身初の最多勝の座をかけた争いでもある
2024年のパ・リーグで9勝以上を挙げている投手と、今季の投手成績は下記の通り。