過去5年間の一軍出場は31試合ながら、一気に大ブレイクを果たすか
北海道日本ハムの田宮裕涼選手が、開幕から3カードを終えた時点で打率ランキングのトップに立っている。2023年までの5シーズンで一軍出場がわずか31試合だった若武者が、「打てる捕手」として一気に大ブレイクを果たそうとしている。
今回は、田宮選手のこれまでの球歴と二軍成績に加えて、セイバーメトリクスで用いられる指標をもとに、選手としての特徴を詳しく紹介。さらに、直近2シーズンでブレイクを遂げた2名の先達との共通点について確認し、田宮選手のさらなる活躍に期待を寄せたい。(成績は4月7日の試合終了時点)
昨季終盤に10試合で2本塁打を放ち、今季はさらなる成長へ
田宮選手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。