キャンプで一軍に抜擢された若手選手が、シーズンでも活躍した例は少なくない
球春の到来を告げる春季キャンプが各地で行われた。プロ野球の春季キャンプは基本的に、一軍と二軍にメンバーの割り振りがなされる。その際、一軍メンバーには主力選手だけではなく、飛躍が期待される若手選手が含まれることも少なくはない。
今回は、昨年のキャンプで一軍メンバーに抜擢され、シーズン開幕後も一軍で活躍を見せた選手たちについて、パ・リーグの各球団ごとにピックアップ。キャンプにおける期待の大きさを結果に結び付けた選手たちについて、あらためて振り返っていきたい。
なお、2023年の千葉ロッテはキャンプ開始時点で一軍・二軍の振り分けを行わなかったため、キャンプ中盤の二次キャンプにおける遠征メンバーに含まれた選手たちを、便宜上一軍メンバーとして取り扱っている。
北海道日本ハムファイターズ
奈良間大己選手はドラフト5位と下位指名での入団ながら、1年目のキャンプで一軍メンバーに抜擢を受ける。シーズンに入ってからも内野の3ポジションをこなしながら65試合に出場し、打率.243と一定の数字を記録。内野のスーパーサブとして存在感を放...
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