宮城大弥、東晃平、山下舜平大…… 2024年のオリックス先発陣を予想

2024.1.18(木) 20:30 パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ・宮城大弥投手、田嶋大樹投手【写真:球団提供】

 パーソル パ・リーグ4連覇を目指す2024年のオリックスだが、2023年のオフに山本由伸投手と山崎福也投手が退団。先発ローテーションの中心だった2人の穴を埋めるのは誰か。昨季までの成績を参考に、2024シーズンのオリックスの先発陣を予想する。

頼もしさ増す宮城大弥 23年新人王の一軍完走に期待

 山本投手からエースの座を継ぐ筆頭に宮城大弥投手を挙げたい。3年連続で規定投球回&2桁勝利を達成している宮城投手。2023年はプロ入り最多3完投を記録し、完封勝利はリーグ最多の「3」だった。
 また勝率.714、WHIP0.94、被打率.203はリーグトップの山本投手に次ぐ数字。公式戦のみならず、CSと日本シリーズといった短期決戦でもプレッシャーのかかる局面を任され、年々頼もしさが増している。

 パ・リーグの新人王に輝いた山下舜平大投手にとって、2024年は一軍初登板から実質2年目のシーズンに。それでも昨年の快進撃を見れば、自然と投手王国の中心になることを期待してしまう。昨季は余裕をもった日程で登板していたが、中嶋聡監督がどのくらいの頻度で起用するのかも注目だ。
 東晃平投手はプロ入りからここまで無敗、自身7連勝中。昨季の後半戦から一軍に定着し、阪神との日本シリーズ第3戦では5回1失点で勝利投手になった。山下投手と同じく一軍で完走できれば、2桁勝利も見えてくる。また、ルーキーイヤーにプロ初勝利をマークした2年目の曽谷龍平投手もローテ入りが期待さ...

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