近藤選手と柳田選手は、ともに最高出塁率に複数回輝いた実績を持つ
今季の福岡ソフトバンクで3・4番を担っている近藤健介選手と柳田悠岐選手。9月4日時点で出塁率が近藤選手はリーグトップの.427、柳田選手は同3位の.381としている。
柳田選手は2015年から2018年まで4年連続で最高出塁率のタイトルを獲得し、近藤選手は2019年と2020年に同タイトルを受賞。ともに通算出塁率が4割を超えている点も含めて、まさに近年のパ・リーグを代表する、卓越した選球眼を備えたコンビといえよう。
今回は、出塁率やK/BBといった選球眼に関する指標を中心に、両選手が示しているセイバーメトリクスの分野における凄みを分析。それによって見えてきた両者の共通点を紹介するとともに、二人がチームにもたらす価値について考えていきたい。(成績は9月3日の試合終了時点)
2015年の「トリプルスリー」をはじめ、長年にわたって圧倒的な活躍を続けている
柳田選手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。