3本差に4名がひしめく大混戦。データで見る、熾烈な本塁打王争いの展望は?

2023.9.5(火) 08:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
浅村栄斗選手、グレゴリー・ポランコ選手 写真:球団提供

夏場以降に調子を上げた選手も多く、先の読めない展開が続いている

 2023年のパ・リーグの本塁打王争いは、9月3日の試合を終えた時点で3本差に4名の選手がひしめく大混戦となっている。夏場以降に本塁打を量産している選手が多い点も今季の大きな特徴で、シーズン最終盤まで白熱したタイトル争いが期待できる状況だ。
 今回は、パ・リーグの本塁打ランキングでトップ5に入っている選手たちの成績に加えて、セイバーメトリクスで用いられる各種の指標を紹介。さらに、20本以上の本塁打を記録している4選手の月別成績を確認することによって、今後の本塁打王争いの展望を行っていきたい(成績は9月3日の試合終了時点)。

ランキング上位5名のうち4名が、本塁打王の獲得経験なし

 9月3日の試合終了時点における、パ・リーグの本塁打争いは以下の状況となっている。

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