甲子園を席巻した剛腕が、プロの舞台でついにそのベールを脱いだ。埼玉西武の今井達也投手が13日にプロ入り初登板となるマウンドに上がり、20歳を迎えたばかりとは思えない投球内容で見事に初勝利をマークしてみせた。
作新学院時代に躍動を見せて夏の甲子園の優勝投手となった今井投手は、2016年のドラフト1位で埼玉西武から指名を受けてプロ入り。1年目は一軍での登板はなかったが、二軍では7試合に登板して1勝、防御率2.35という成績を残し、持てる潜在能力の一端を示してみせた。
プロ入り2年目となる今季は飛躍が期待されていたが、2月に未成年喫煙が発覚して対外試合出場停止処分を受けることに。本人も「深く反省しております。自分自身の甘さが今回の事態を招いてしまったと考えています」と猛省し、「今後、二度とこのようなことを起こさないよう、自分に厳しくありたいと思います」と自らを...