埼玉西武で初登板初先発初勝利となれば、1999年松坂大輔以来の快挙
埼玉西武の2016年ドラフト1位・今井達也投手が13日、本拠地メットライフドームで行われた東京ヤクルト戦でプロ入り初登板初先発した。初回、威力十分のストレートが150キロ台を連発し、3者凡退に封じる見事な立ち上がりを見せると、交流戦首位に立つ東京ヤクルト打線を相手に6回4安打1失点に封じる好投。リードを保ったままリリーフ陣に後を託し、勝ち投手の権利を持って降板した。
目を見張る真っ直ぐを次々に投げ込んだ。プロ初先発となった今井。初回先頭の荒木を追い込むと、7球目のスライダーを外角低めいっぱいに決めて見逃し三振。続く青木は151キロの真っ直ぐで右飛に打ち取ると、川端は4球目、151キロのストレートで遊ゴロに仕留めて好スタートを切った。初回に投じた19球のうち、ストレートが13球。そのうち12球が150キロオーバー。圧巻の立ち上がりを見せた。
3回先頭の西浦に二塁打を許すと、続く井野の二塁へのゴロで、送球を一塁の山川が弾いた(記録は内野安打と一塁手の失策)。ボールをこぼす間に二塁走者が一気に本塁に生還し、不運な形で先制点を許した。だが、後続から2つの三振を奪うなど最少失点で切り抜けると、6回まで4安打6奪三振で1失点(自責0...