4月26日から5月1日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ8試合、ウエスタン・リーグ7試合を配信した(うち2試合はノーゲーム)。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。
イースタン・リーグ
4月29日の巨人戦、北海道日本ハムのドラフト9位ルーキー・上川畑大悟選手がスタメンに名を連ねた。降雨によりノーゲームとなったため記録には残らないが、1死1塁から一塁手の横を抜けるヒットを放ち、好機を演出した。
5月1日の千葉ロッテ戦では、東北楽天・堀内謙伍選手が強肩を披露した。3回裏、無死1塁の場面で1塁走者・池田来翔選手が盗塁を仕掛けると、堀内選手は素早く2塁へ送球。これが見事ストライク送球となり、ピンチの芽を摘んだ。
4月29日の東京ヤクルト戦、この日26歳の誕生日を迎えた戸川大輔選手は、2回裏に2点適時二塁打を放つと、4回裏にもセンター前へ適時打を運び、自身の誕生日を祝う2安打3打点の活躍を見せた。なお、同日は先発・内海哲也投手も40歳の誕生日を迎え、6回3安打無失点の好投でバースデー勝利を飾っている。
千葉ロッテでは、安田尚憲選手が存在感を放っている。ファームではここまで11試合に出場し、打率.324という成績。30日の東北楽天戦では、今季第1号となる逆方向への先制2ランをたたき込んだ。力強い打撃で打線をけん引する若手スラッガーの一軍再昇格が待たれる。
ウエスタン・リーグ
27日に行われたオリックスと中日の一戦からは、遊撃手・宜保翔選手、二塁手・太田椋選手の好プレーをピックアップ。8回表、1死1、2塁の場面で、センター前へ抜けるかという当たりに宜保選手が飛び付き、2塁にトス。ボールを受けた太田選手はすぐさま3塁へ転送し、2塁走者をタッチアウトにした。
29日の福岡ソフトバンク対阪神で、周東佑京選手が今季公式戦初出場。7回裏に代打として打席に立つと、フルカウントからセンター前へはじき返してヒットを記録した。5月1日の試合では、遊撃手として途中出場し、マルチ安打をマーク。右肩の手術を乗り越えた周東選手が、完全復活への明るい兆しを見せた。
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文・高橋優奈
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