ライオンズの生え抜きとしては史上初、2000本安打を達成する見通し
栗山巧選手の通算2000本安打達成の瞬間が、いよいよ間近に迫りつつある。苦しい時期もチームを支え続けた、ライオンズ一筋20年目のチームリーダーが金字塔に到達する瞬間を、多くのファンは今か今かと待ちわびていることだろう。
栗山選手は2019年に球団史上最多安打の記録を更新したが、それまでの記録保持者だった石毛宏典氏が、ライオンズ在籍時に記録した安打数は1806本。この数字が示す通り、これまでライオンズの生え抜きとして2000本安打を達成した選手は、60年以上の球団史において一人も存在しなかった。
そういった意味でも、栗山選手が2000本安打を達成すれば、球団全体にとっても非常に大きな価値を持つことになる。単なる節目の記録というだけではなく、埼玉西武という球団を取り巻く近年の流れを加味すると、チーム全体に対しても、好影響をもたらす可能性が少なからず...